2012年4月アーカイブ

アニメ「銀魂」

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3月26日にアニメ「銀魂」が終わりました。

うーん、残念です。非常に残念です。

毎週、毎週このアニメを本当に楽しみにしていたのに。

(注:このブログを、初めて読まれる方へ、私は特にアニメおたくではありませんので(笑)ご理解の

ほどを、この銀魂は特別なんです。)

 

月曜日が来ると、週に一度、腹がよじれるほど笑い転げていました。

そして、笑いだけではなく、その後で、お約束のように心がジーンと温かくなる。

それも、お涙頂戴ではなく、胸の奥底からじわっと湧いてくる感じがしました。

 

とにかく、ストーリーが毎回毎回良くできている。

ご存じ「少年ジャンプ」のモットーは「友情」「努力」「勝利」の3要素。

この銀魂については、「努力」は間違ってもない!「勝利」も勝ったのか負けたのか良く分からない

回も多い。

 

但し、この「友情」はいつもいつもくどいほど出てくる。抜いても抜いても生えてくる雑草のごとく。

そもそもこれなしでは、この漫画は成立しないと感じる。

 

最終回に今までの振り返りがあったが、ここまで自爆ネタを数限りなく繰り返して、よく6年も

続いたなぁとつくづく思う。

それだけコアのファンが多いのだと。

 

聞けば、この原作の作者の空知さんは、この漫画がデビュー作と聞く。本当にその才能に

驚き、そのギャグのセンスにひれ伏す。キャラクター一人ひとりも、どれもこれも個性的で

(昔のドカベンのように)どれを主役にしても漫画が成り立つ気がします。

 

アニメの魅力をいくつか挙げると

とにかく声優陣が素晴らしい。これほどキャラと合っているアニメも珍しいと思う。

ジャンプの漫画もめちゃくちゃ面白いけれど、これがアニメが終わって非常に辛い要因の第一。

主役の「銀さん」のゆるゆる感と、決め台詞の切り替えのすごさ。「神楽」の訳わからない感、

忘れてならないのは、「新八」のマシンガン突っ込み。

これは、最終回の前の週でもいかんなく発揮されていた。

その他、脇を固める登場人物の声優陣のこなれ度も、ただもんじゃない。

 

二つ目はそのスピード感。ハリウッド映画並みのスピード感は、ノリ出したらジェットコースター並みの

スピード感が味わえる。

そして、三つめはBGM。特にホロッとさせるときのBGMがいい。

探偵ナイトスクープの西田局長ではないが、この音楽が聞こえてくると自然に胸が温かくなる自分が

いる。さらにさらに、間がいい。絶妙の間でいつの間にか銀魂の世界に引きずられていく。

もちろん、漫画も漫画の素晴らしさがあるが、以上の点はやはりアニメに軍配が上がる。

 

ここまで書いて、私の残念度は伝わったであろうか?

どうか空知さん、そして番組の関係者の方々。いろいろと困難はあるでしょうが、ぜひぜひ、

また連載がたまったら、戻って来て下さい。我々ファンは待っています。

 

/治山

はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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