2018年4月アーカイブ

チャーチルは、よく怒る。

子供のようによく怒る。

秘書に対しても、政敵に対しても、国王に対しても、そして自分にさえ。

ただ、一番怒っているのは、国家を揺るがす独裁者に対してだ。

 

だまるな、にげるな、にやけるな。

なぜ誰も怒らない?

だれも怒らないなら俺が怒る。

妥協はしない、大切なものを守るために、一人でも怒る。

 

見た目は英国紳士――シルクハットに、三つ揃えスーツ、ステッキに、葉巻。

心は、バーバリアン!(野生人)

ささいな怒りは、小人物の印、大きな怒りは、大人物への道。

なぜ怒る?

悪が許せない!

すぐにあきらめる仲間がイラつく。

そして、若い命を救えない自分自身にいら立つ。

 

突然、あらしがきた。

このままでは国が亡びる。愛する国が悪に下り、一番大切にしているものが奪われ、

蹂躙される。

たったひと月で、ヨーロッパ全てが支配された。

フランスもベルギーもオランダも。

みんなどうした?

味方が毎日減っていく。

敵は日々巨大となる。

我々だけで、巨大な敵に勝てるか?

負ければ、国家が無くなる。

 

さあチャーチル、決断しろ!

戦うか屈するか、どちらを取る?

可能性が低い勝利か、可能性が低いヒトラーの口約束、どちらを取る?

正義による大きな犠牲か、悪による平和の可能性、どちらを正解?

どこにも正解はない。

さあチャーチル、決断しろ!

怒りは、答えを教えてくれない。

 

内閣崩壊、味方は去り、若い命は失われ、そして妥協の声が大きくなる。

和平交渉を!和平交渉を!

みんな、敵はヒトラーではなく、チャーチルに向けた怒りになっている。

なぜだ?もういいか?楽になろうか?

 

いやいや、ぜったい諦めない。一番の武器は、あきらめの悪さ。

諦めなければ、不幸の方が諦める。

そう信じて、怒る。

 

もっと力を、もっと強さを。

その時、一緒に戦ってくれる仲間が戻ってきてくれた。

国王だ。

 

さらに、一番悩んだ時、天からのアドバイスをもらう。

「国民に聞け」

この国で一番怒っているのは、自分とばかり思っていた。

でも違った。

一番怒っていたのは国民だ。

 

議会では、100人聞くと100人勝てないという。

しかし市民100人に聞くと、100人戦うという。

勝つか負けるかではない、この国のために!

この言葉が欲しかった。この言葉でもう一度心に火が付く。

市民にもらったマッチのように、葉巻を吹かす火のように。

市民の心が、消えかかった戦意に火をつけてくれる。

一人一人から怒りのエネルギーをもらう。それは悪と戦う最大のエネルギーとなる。

 

その後、チャーチルと国民の悪に対する怒りは、五年間消えなかった。絶やさなかった。

そして、怒りの炎は悪の軍団を燃やし尽した。

ビクトリー、勝利した。

怒りあとには、台風の後の青空のように夢を実現した男の満面の笑みがあった。

我々は現代に続く正義を手に入れた。

 

我々は後の歴史から結末を知っている。最後は正義が勝つと知っている。

でも、正義が勝つためには本当に多くの勇気と怒りのエネルギーが必要だったと知る。

 

いつから我々は、怒る事をやめたのだろう。

いつから我々は、最初に妥協を考えるようになったのだろう。

 

4月、多くの新入社員が誕生する。妥協を求められながらも、悩むと思う。

そんな時、不条理に対しては、怒るという心の炎を絶やさないで欲しいと思う。

 

注)お分かりの方もいると思いますが、実はこのブログ以前に「こはぜ屋 泣き泣き」編と対となっています。もしよければ、読み比べて戴ければ幸甚です。

 

今回の学び1

「川の流れに流されるより、逆らう方が大きな力がいる。しかし、川に逆らったものだけが山の頂に近づける。」

 

今回の学び2

「仲良しの条件は平等のはず、しかし偽物の仲良しは服従。」

 

今回の学び3

「北風と太陽若者から見ると、彼は北風に負けなかった。同時に太陽にも負けなかった。

常に若者は自分のやりたい事を貫いた。これが一番強い。」

先月の317日号の「週刊現代」にて「何度生まれ変わっても何度でも入りたい会社」のトップに当社が紹介されました。

ノー残業手当やスタッフのためにやってきたことを評価して頂いた結果です。

大変ありがたいのと同時に、照れくさい感じです。(汗)

 

私自身は、何度生まれ変わってもこの会社で働きたい!と思っていますが(社員は嫌がるかもしれませんが(笑))、今働いてくれているスタッフが、心から、「入社して良かった」と思ってもらえるために、やる事はまだまだあると思っています。

 

先日、お客様からお手紙を頂きました。

表に「はるやまホールディングス 代表取締役社長 治山 正史様」 と 大きく太い文字で書いてあり、差出人の欄は空白でした。

大抵こういったお手紙は、お叱りのお手紙の場合が多いのですが、封を開けてみると、当社のある店のスタッフに対してのお礼のお手紙でした。

フレッシュマン用のスーツを買いに来られたお客様に対して、当社のスタッフが、涙が出るような感動的な接客をしてくれたという内容でした。

 

自慢ではないですが、実はこういったお手紙はちょくちょく頂きます。

そのたびに私は嬉しくテンションが上がり、お知らせ頂いたお客様と、素晴らしいスタッフに心より感謝します。

そして、もっともっと彼ら彼女らが、笑顔になるために何かできないかを考えます。

 

また、先日、各店の店長が集まった会議の際に、多くの店のスタッフから大量にその土地土地のお菓子を頂きました。私が店回りの際に、スタッフにお菓子や飲みものを差し入れしたりすることのお返しという事でしたが、

うーんこれも、非常に感動し、テンションが上がりました!

 

会社は、「部活」や遊びの「この指とまれ」と、いってやりたい人たちが、集まって一つの団体を作っていると思っています。

一旦入ったけれど、「ちょっと違う」として去っていく人もいると思います。それはそれで本人の選択であるのでしょうがないけれども、

残った同じ志を持ったスタッフが、より明るく元気で健康に働けること。

制度や待遇ももちろんありますが、最後は人間関係。お互いが信頼関係の中、明るく楽しく、そして健康に働ける環境を作れたらと思います。

今回のこの記事は、大変励みになり、一方で頑張れねばと気持ちが引き締まりました。

4月から入ってくる新入社員を含めて、生まれ変わっても、現世でも入りたい企業を目指して頑張ります。

 

ブラック企業でもホワイト企業でもない、ちょうど今の時期に咲き誇っている桜の花のように、何かほんのり温かい「桜色企業」になればいいと思っております。

なんせ、「はるやま」ですから(笑)

 

今回の学び「ふるさとや どちらを見ても 山笑う」(正岡子規)

ふるさとを会社に、そしてみんなが笑う。ご存知の通り山笑うは、はる山(季語)です。

はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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