2013年5月アーカイブ

長嶋監督、松井選手の国民栄誉賞記念ブログ。巨人の4番打者二人にちなんで今回で打ち止めとします。きりがないので(苦笑)

 

受賞セレモニーについて、さて服装の事について語らねばなるまい。

始球式のユニフォーム姿から一転、受賞セレモニーに参加された両名は、おそろいの濃紺無地のスーツ(シングル)にヤンキースのユニフォームを彷彿させるピンストライプの白いシャツ、そして紺にドット(水玉)のネクタイで登場した。

 かっこいい!

松井選手が、おそろいの出で立ちを提案して、長嶋監督が選んだというが、本職の我々でもほれぼれするようなスーツ姿だった。

 紺無地のスーツ、そしてドット柄のネクタイは、最上級の正式スーツスタイルとされる。とくにドットは、その水玉が小さければ小さい程、品が良いとされる。

両名が締めていたのは、正式な、しかも華やかなセレモニーにあって、大きすぎず、小さすぎずの絶妙の大きさのドットだった。まさにど真ん中のストライク。

そのドットは、二人のように夜空に光り輝く星(まさに巨人の星)のように見え、また遠くまで消えていくホームランボールにも見えた。

 

 スーツ姿は、背筋を伸ばさないと似合わない。

松井選手はもとより、長嶋監督も背筋をしゃんと伸ばしてのスーツ姿。本当にカッコよかった。サッカーの監督が、よくグランドでスーツ姿で指導するが、それ同様に野球場でもスーツ姿がこれほどまでに似合うものなのかと感動した。

 

両名を取り巻く(失礼な言い方だが、)脇役について話そう。

 まず、見届け人はこの人を置いて他にはいないであろう、徳光さん。

彼にまつわる長嶋監督とのエピソードは事欠かない。長嶋監督に会いたいがために立教大学に進学し、その中継をしたいが為にアナウンサーに、そして長嶋監督が、第一次監督時代に事実上解任された時には、頭を丸めてズームイン朝に出た時にはテレビを見ていて驚いた。(日テレ在籍中のこの抗議は、まさに命がけだっただろう)

 その徳光さんは、万感の思いだっただろう!

そして、自称アンチ巨人(ホント?)という安倍首相。まさかこの日ユニフォームを着て、主審をやるとは思わなかった。ちなみに背番号の96は、歴代96番目の首相という意味らしい。さすがクロー人!いろいろと批評もあると思うが、僕はこういう悪ふざけも全然あっていいと思う。アメリカの大統領は、こういう場面主役よりも目立つ場面が良くある。歴代大統領はよくハリウッド映画にも出ているし、今年のアカデミー賞はご存じのとおりオバマ夫人が思いっきり仕切っていた。

 

両名の国民栄誉賞授与式をテレビで見た!

うーん感動ひとしおであった!

 

その感動を思いつくまま並べてみる。

 

まず、ベンチ奥から始球式に向かう長嶋監督。とても懐かしいユニフォーム姿であったがグランドにつながる階段を、一人では上がれずお付の人の助けを借りて上がる姿は少し痛かった。

 しかし、バッターボックスにたった瞬間、凛とした長嶋茂雄がいた。背筋も伸び、左手一本だがバットを天に向かって立て、現役時代さながらの堂々として姿だった。そして何より、真剣試合さながらの打ってやるという気迫!それに押されて、投手の松井選手はおもわず大暴投をしてしまったと思うし、実際長嶋監督はその大ボールをヒットしようと、思いっきりバットを振りぬいた。

 長嶋監督が選手時代、敬遠球に抗議して、そのくそボールをホームランにしたのを思い出した。

 そして同時に、長嶋監督の(失礼だが)ガキ大将的な負けず嫌いに、自然とほおが緩んだ。もう77歳の世間で言うおじいちゃん、しかも脳梗塞で身体も自由に動かないにもかかわらず、そんなこと知ってたまるかととバットを持ち、ボールが来ればヒットを打つためにフルスイングをする。そんな長嶋監督の姿に、満員の東京ドームにも柔らかい空気が漂った気がした。

 今も昔も一瞬で、巨人ファンもアンチ巨人ファンもわしづかみにする。これが長嶋茂雄という人だろう。

 

始球式が終わると、グランドの中央に並ぶ、3と55の背番号。夢の空間に酔いしれた。

 

 そして両名のスピーチ。

まず長嶋監督が、病気後こういう形でしゃべるのをはじめて聞いた。少し聞き取りづらく、顔をゆがめて言葉を絞り出す姿を見るのは辛かったが、そういう姿を見せてでもファンそして我々国民に感謝の気持ちを伝えたいと思うととても胸が熱くなった。

 一方、松井選手 少し早口気味で、ただひとつひとつしっかりと力強く言葉を刻んで行く。ファンや長嶋監督、そして先輩方を立てて、隙がないスピーチだった。

松井選手の人柄を表す誠実さがそこにはあった。

松井選手は、現役時代から優等生の見本みたいに言われる。

やっかみがある人は、その優等生は何か猫をかぶっているとか、まじめすぎて面白みがないというけれど、彼はいままでずっとこの生き方を通してきた。それは一番我々が知っている。いろいろな厳しい環境の中でも38年間通してぶれずにやり通してきた。これは普通のものでは決してまねできない事だと感じた。

 

松井選手が、大切にしている言葉がテレビで紹介された「努力できることが才能である。」というものだが、今回のセレモニーの両名を見て、まさに師弟ともこの言葉こそが彼らを表す一番ぴったりの言葉だと感じた。

 

続く。

はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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