チャーチルは、よく怒る。

子供のようによく怒る。

秘書に対しても、政敵に対しても、国王に対しても、そして自分にさえ。

ただ、一番怒っているのは、国家を揺るがす独裁者に対してだ。

 

だまるな、にげるな、にやけるな。

なぜ誰も怒らない?

だれも怒らないなら俺が怒る。

妥協はしない、大切なものを守るために、一人でも怒る。

 

見た目は英国紳士――シルクハットに、三つ揃えスーツ、ステッキに、葉巻。

心は、バーバリアン!(野生人)

ささいな怒りは、小人物の印、大きな怒りは、大人物への道。

なぜ怒る?

悪が許せない!

すぐにあきらめる仲間がイラつく。

そして、若い命を救えない自分自身にいら立つ。

 

突然、あらしがきた。

このままでは国が亡びる。愛する国が悪に下り、一番大切にしているものが奪われ、

蹂躙される。

たったひと月で、ヨーロッパ全てが支配された。

フランスもベルギーもオランダも。

みんなどうした?

味方が毎日減っていく。

敵は日々巨大となる。

我々だけで、巨大な敵に勝てるか?

負ければ、国家が無くなる。

 

さあチャーチル、決断しろ!

戦うか屈するか、どちらを取る?

可能性が低い勝利か、可能性が低いヒトラーの口約束、どちらを取る?

正義による大きな犠牲か、悪による平和の可能性、どちらを正解?

どこにも正解はない。

さあチャーチル、決断しろ!

怒りは、答えを教えてくれない。

 

内閣崩壊、味方は去り、若い命は失われ、そして妥協の声が大きくなる。

和平交渉を!和平交渉を!

みんな、敵はヒトラーではなく、チャーチルに向けた怒りになっている。

なぜだ?もういいか?楽になろうか?

 

いやいや、ぜったい諦めない。一番の武器は、あきらめの悪さ。

諦めなければ、不幸の方が諦める。

そう信じて、怒る。

 

もっと力を、もっと強さを。

その時、一緒に戦ってくれる仲間が戻ってきてくれた。

国王だ。

 

さらに、一番悩んだ時、天からのアドバイスをもらう。

「国民に聞け」

この国で一番怒っているのは、自分とばかり思っていた。

でも違った。

一番怒っていたのは国民だ。

 

議会では、100人聞くと100人勝てないという。

しかし市民100人に聞くと、100人戦うという。

勝つか負けるかではない、この国のために!

この言葉が欲しかった。この言葉でもう一度心に火が付く。

市民にもらったマッチのように、葉巻を吹かす火のように。

市民の心が、消えかかった戦意に火をつけてくれる。

一人一人から怒りのエネルギーをもらう。それは悪と戦う最大のエネルギーとなる。

 

その後、チャーチルと国民の悪に対する怒りは、五年間消えなかった。絶やさなかった。

そして、怒りの炎は悪の軍団を燃やし尽した。

ビクトリー、勝利した。

怒りあとには、台風の後の青空のように夢を実現した男の満面の笑みがあった。

我々は現代に続く正義を手に入れた。

 

我々は後の歴史から結末を知っている。最後は正義が勝つと知っている。

でも、正義が勝つためには本当に多くの勇気と怒りのエネルギーが必要だったと知る。

 

いつから我々は、怒る事をやめたのだろう。

いつから我々は、最初に妥協を考えるようになったのだろう。

 

4月、多くの新入社員が誕生する。妥協を求められながらも、悩むと思う。

そんな時、不条理に対しては、怒るという心の炎を絶やさないで欲しいと思う。

 

注)お分かりの方もいると思いますが、実はこのブログ以前に「こはぜ屋 泣き泣き」編と対となっています。もしよければ、読み比べて戴ければ幸甚です。

 

今回の学び1

「川の流れに流されるより、逆らう方が大きな力がいる。しかし、川に逆らったものだけが山の頂に近づける。」

 

今回の学び2

「仲良しの条件は平等のはず、しかし偽物の仲良しは服従。」

 

今回の学び3

「北風と太陽若者から見ると、彼は北風に負けなかった。同時に太陽にも負けなかった。

常に若者は自分のやりたい事を貫いた。これが一番強い。」

先月の317日号の「週刊現代」にて「何度生まれ変わっても何度でも入りたい会社」のトップに当社が紹介されました。

ノー残業手当やスタッフのためにやってきたことを評価して頂いた結果です。

大変ありがたいのと同時に、照れくさい感じです。(汗)

 

私自身は、何度生まれ変わってもこの会社で働きたい!と思っていますが(社員は嫌がるかもしれませんが(笑))、今働いてくれているスタッフが、心から、「入社して良かった」と思ってもらえるために、やる事はまだまだあると思っています。

 

先日、お客様からお手紙を頂きました。

表に「はるやまホールディングス 代表取締役社長 治山 正史様」 と 大きく太い文字で書いてあり、差出人の欄は空白でした。

大抵こういったお手紙は、お叱りのお手紙の場合が多いのですが、封を開けてみると、当社のある店のスタッフに対してのお礼のお手紙でした。

フレッシュマン用のスーツを買いに来られたお客様に対して、当社のスタッフが、涙が出るような感動的な接客をしてくれたという内容でした。

 

自慢ではないですが、実はこういったお手紙はちょくちょく頂きます。

そのたびに私は嬉しくテンションが上がり、お知らせ頂いたお客様と、素晴らしいスタッフに心より感謝します。

そして、もっともっと彼ら彼女らが、笑顔になるために何かできないかを考えます。

 

また、先日、各店の店長が集まった会議の際に、多くの店のスタッフから大量にその土地土地のお菓子を頂きました。私が店回りの際に、スタッフにお菓子や飲みものを差し入れしたりすることのお返しという事でしたが、

うーんこれも、非常に感動し、テンションが上がりました!

 

会社は、「部活」や遊びの「この指とまれ」と、いってやりたい人たちが、集まって一つの団体を作っていると思っています。

一旦入ったけれど、「ちょっと違う」として去っていく人もいると思います。それはそれで本人の選択であるのでしょうがないけれども、

残った同じ志を持ったスタッフが、より明るく元気で健康に働けること。

制度や待遇ももちろんありますが、最後は人間関係。お互いが信頼関係の中、明るく楽しく、そして健康に働ける環境を作れたらと思います。

今回のこの記事は、大変励みになり、一方で頑張れねばと気持ちが引き締まりました。

4月から入ってくる新入社員を含めて、生まれ変わっても、現世でも入りたい企業を目指して頑張ります。

 

ブラック企業でもホワイト企業でもない、ちょうど今の時期に咲き誇っている桜の花のように、何かほんのり温かい「桜色企業」になればいいと思っております。

なんせ、「はるやま」ですから(笑)

 

今回の学び「ふるさとや どちらを見ても 山笑う」(正岡子規)

ふるさとを会社に、そしてみんなが笑う。ご存知の通り山笑うは、はる山(季語)です。

オリンピック、熱! 2

user-pic
0

今回のオリンピックは、私史上、「最低」の盛り上がりで始まった。

本来お祭り系は好きだが、盛り上がらない理由は、政治色が強すぎると感じたからだ。

選手たちより外交場面の報道にうんざりし、関心が薄れて行った。

前半、期待の選手らが、思ったほどの結果が残せずフラストレーションがたまった事も拍車をかけた。

 

しかし、一人の選手の、(もちろん一人ではなく、結果に結びつかなかった全ての選手の感動の熱と重なり合っていたと思う。)冷めていた心を一気に変える圧倒的な感動の熱量によって、オリンピック熱は沸点に達した。

羽生選手である!

テレビの中の彼の姿はもはや現実離れをしていた。映画やゲームのキャラクターの方がよほど現実っぽいと感じる。

彼の浮世離れした美しさと演技とそして精神的強さに、心から感動した。

リンクに立つことさえ危ぶまれた大ケガ。2冠というプレッシャー。それもワンチャンスではなく、2日日に渡り戦い続けないといけない過酷さ。という障害を乗り越えての金メダル。

我々の想像を絶する苦労が、あっただろう。限りない可能性と勇気をくれた。これが、オリンピックの姿という事を改めて思い出させてくれた。

 

それから、小平選手、スピードスケート女子団体、高木姉妹、宇野君、高梨沙羅ちゃん、カーリング女子、そしてみんなみんな。

 

前回ブログの通り、実は、途中からインフルエンザに罹り、決定的場面は全て後の録画で見た。録画で見ても、ライブの感動はみじんも弱まらなかった。

 

それから火が付いたオリンピック熱は、インフルエンザとは違い、すぐには冷めることなく、聖火のように閉幕まで消えることなく続いた。

 

反省した。

オリンピックは、あくまでスポーツの祭典であって、政治や国際問題がどうのこうの言っても、我々はそれに参加している選手や指導者たちの努力を純粋に評価すべきだろう。

彼らの努力、パフォーマンスにおいて政治等は一切関係ない。さらに言えば、結果に限らず彼らたちの努力に対して頭(コウベ)をたれよう。

 

体温は下がったが、感動は続いている。僕は今オリンピックにインフルエンスされている。

感動をありがとう!

 

今回の学び

「身体の熱は冷めやすい。しかし心の熱は燃え続ける。」

「愚者はオリンピックを賢く利用しようとする。賢者は、オリンピックを難しく考えない。ただ感動するだけである。」

 

おまけ1

小平選手が、感動的な金メダルと取ったころ、裏番組では「イッテQ」でイモトが南極大陸最高峰の山に登頂した番組をしていた。小平選手も本当に凄いが、イモトもあっぱれ

 

おまけ2

今回、清水宏保元金メダリストの解説はとても良かった!さらにメガネがよく似合ってセンスよく、かっこよく感じたのは僕だけだったのであろうか?解説も見た目も金メダル!

「オリンピック、熱!」

user-pic
0

日本中が平昌オリンピックのメダルラッシュに沸いていたころ、

僕の身体も沸いていた。

インフルエンザである。

 

生まれて初めてインフルエンザ(B)に罹った。(かかった。――この漢字を使うのも生れて初めて。(余談))

 

朝から突然の招かざる寒気と鼻水!

「これは風邪の初期症状!いかんいかん、」

その日の会食をそこそこで切り上げ、家に帰ると、いつもの治療法。

風呂で大量の汗を流す。ビタミンCをドンと取る。さらに布団がびしょびしょになるくらい温かくして寝る。忘れて行けないのは、小児用風邪シロップの一気飲み((注)良い子は決してマネをしないように!)

こうやって、ほぼ十年以上も風邪を一日で直してきた。

よし、これで、翌日は90%近く回復する・・・はずだった。

しかし、翌日も症状は治まらない。75分。あれ、おかしいぞ?

と思いつつ、朝から取締役会があった私は、元気よく、もとえ、元気よくなく会社へ。

会議が始まるとアドレナリンが出て、身体も気合も普通通り。

(宣伝抜きで、今回当社でも販売している「DR.Cのハイドロ銀チタンマスク」にも助けられた。これは、すごい!鼻の抜けや、マスクの不快感0のホント異次元のマスクでした。興味のある方は、ぜび!)

会議が終わり午後になっても体調回復せず。

まさか?(インフル?僕に限ってない?)と思いつつ、近くの医者へ。

症状を伝えると、病室にいれてもらえず廊下で検査。検査後、1分くらいで。

「治山さん、B型です。ここまではっきり出る人も稀ですよ。」と褒められているのかどうなのか。シートを見れば、確かにBの所に太い線が!

まじか!!

吸引薬をその場で、吸い込み。薬をもらい。クリニックを後に。

 

会社に帰り、事情を説明。すぐに帰宅に。インフルと伝えると、みんな驚き、一応気遣いながらも、一斉に「早く帰ってくれ!」という圧、圧、圧。

まさに、自分の居場所がないとはこの事。(普段からこうならないように頑張ろう!(苦笑))

嫌われ社長は、一目散と、逃げ帰ったのでした。


つづく

「一休さん」

user-pic
0

「一休さん」というアニメをご存知だろうか? もちろん予約サイトのアニメではない(笑)

僕が子供のころ夢中になって見ていた。

 

子供用アニメといえども、南北朝時代の歴史的な背景の中、母と子の親子の情や新左衛門との師弟愛。笑いあり、涙ありの歴史に残る名作だった。そして、その売りは、なんといっても「謎解き」であった

毎週毎週、一休さんに、将軍や悪徳商人らが無理難題を吹っかけてくる。それを一休さんは見事な「とんち」でその危機を乗り越えて行く。

アジアでも大変な人気を博したと聞いた。

 

その一休さんが復活した!

大河ドラマとして!

といっても本当の一休さんではなく、「直虎」として。

 

今回、「直虎」の総集編を改めて見た。

そこで思った。「これは一休さんだ!」

歴史的背景があり、親と子の情、そして家臣や城内の農民たちとの絆、涙あり笑いあり、ここまでは似てるのは当たり前。一番のカギは、次々に襲ってくる難問に対する「直虎一休さん」のとんち対決。

 

第一話の冒頭から、主人公の女の子(のちの直虎)が、絶体絶命の状態になる。それを一休さんも舌を巻くようなとんちで切り抜けて行く。

成長するごとの難問は、さらに深刻になる(領土を取られたり、命に係わる事)、

そのたびに、我々は、これで終わった!と思う。

それを直虎は、最後の最後まで諦めずに、知恵を絞りだしてすり抜けて行く。

 

その一つが(ネタばらしになるが)直虎が売った木材が、支配主である今川の、敵方の城づくりのために使われるという事が発覚。仲買業者が勝手にやったことで直虎は知る由もない。しかし、普段から直虎の領土を吸収しようとしている今川にとっては、またとない口実。これは裏切り行為だとして、「説明しに来い」とのお達し。事実は事実で、行けばどのような言い訳をしても、殺され、領土は取られる。また、行かなければ攻められる。さあどうする?直虎?

直虎は、この絶体絶命の危機を、知恵でもって鮮やかに切り抜けて見せる!

「お見事!」というしかない感動的な場面だった。

 

さらに直虎だけではなく、次の代の「直政」も、その一休さん的、知恵による切り抜けは受け継がれていく。彼も幾多の難問をクリアーしながら家康の信頼を勝ち取っていく。

 

池井戸ドラマ的であり、ロールプレイングゲーム的でもある。

大河ドラマの新しい形で本当に楽しめた!

 

見終わった後に、爽快感と「どんな厳しい局面でも、考え抜けば必ず道は開ける。」と教えられた。新年早々(総集編の放送は年末だったが)大きな力をもらった気がした。

 

今回の学び「人生は運命との知恵比べの連続。最後まで諦めない方が勝つ!」

 

おまけ  「一休さん」と同時代に同じようなとんちもので「小さなバイキング ビッケ」というものがあった。これもすごく面白かった。興味があれば。余談です。

昨年も泣きました!

user-pic
0
「陸王」のこはぜ屋の社長は、よく泣く。
本当によく泣く。
悲しい時も、悔しい時も、そして嬉しい時も。
涙は心のバロメーター
嬉しい時が一番泣いている。一番大きく心が揺れているんだろうな。

「陸王を作ろう!」小学生のように、ワクワクする!

夢のエネルギーは、すさまじい。
前に前にと背中を押される。
苦しい道も怖くない、夢のエネルギーは強力だ。
自分一人で走っていたら、気づけば、一人、二人。
みんなの夢のエネルギーをもらっていた。嬉しくて涙が出た。
困難な道もみんなで走ればどんどん進む。

ついに、大切な人に出会った。
感動で涙が出た。(また泣いた)
この人とならば、ゴールに行ける気がする。
出会いでもって、100m進んだ。
バトンをつないで、さらに前に。ゴールが見える。みんなも笑顔で走っている。
さあ、このまま突っ走ろう。ゴールは近い。

その時
突然、あらしがきた。
取引先が裏切って、機械が燃えて、お金が無くなり、誰も貸してくれない。
仲間が去っていく、別れでもって1000m戻る。
そして夢へのレースはリタイア寸前。
悔しくて悔しくて涙が出る。

選手が待ってる。けど作れない。
ゴールは見えるが、進めない。
ゴールに行きたいが、走れない。
一人、じわっと涙が出る。

どうすればいい?
さあ社長、決断しろ!
夢と倒産、どちらを取る?
夢と社員の生活、どちらを取る?
社員と選手、どちらを取る?
存続と買収、どちらを正解?
どこにも正解はない。
さあ社長、決断しろ!
あんたは鬼だ!あんたは人でなしだ!夢をあきらめろ!そんな金ない!
社長、現実を見ろ!リスクは大きい!夢をあきらめろ!そんな金貸せない!
夢を捨てる?親父を見損なった!
さあ、決断しろ!
泣いても、泣いても答えは見つからない。

会社が潰れそうで、心が潰れそうで、一人で泣く。
もがいてもがいて、もういいか。
ここまで走ったもんな。挑戦したもんな。
アクシデントが重なったもんな。
もういいか?楽になろう。

でも、ぜったい諦めない。一番の武器は、あきらめの悪さ。
諦めなければ、不幸の方が諦める。
そう信じて、泣く。

あきらめて泣くのではなく、あきらめないために泣く。
弱い自分を、涙でもって流しきる。
もっと力を、もっと強さを。
その時、一緒に泣いてくれる仲間が戻ってきてくれた。

涙は、リレーのようにつながって、一人が二人、二人が三人、そしてみんなが泣く
みんなの涙がつながって、大きな川となった。
その川の流れにのって夢に向かう。
泣けば泣くだけ早く行ける。

そして勝利!
みんなで勝って、みんなで泣く。ワンワン泣いて、ザーザー泣く。
悔しい涙は、すごく冷たい
嬉しい涙は、とても温かい。
泣き止んだあとには、豪雨の後の青空のように夢を実現した男の満面の笑みがあった。

そして、自分。
今年は何回泣いた? 嬉しくて泣いたかな。悲しくて泣いたかな。
涙のぶんだけ夢に近づける。
来年は、もっともっと泣いて夢に近づこう、こはぜ屋の社長のように!

今回の学び
「泣いている人は美しい。泣ける人は幸せだ。
 苦しい事も、嬉しい事も、みんな泣きながら生きている!その生きる力が美しい!」

今年一番泣けた映画!

user-pic
0

「きみの膵臓を食べたい」その映画を見た!

本屋のベストセラーコーナーで、山積みされたこの原作本を見るたびに、タイトルを見て「なんだ??サイコスリラー?」と勝手に判断し敬遠していた。

ただ、怖いもの見たさもあり、映画でなら、と誤解のまま見た。

 

そして感想。

一言で言うと、今年一番泣けた映画!(とにかくラスト30分は泣きっぱなし。)さらに言えば、生涯見た恋愛映画の中でも、ベスト10に残る作品!

ただし周りに聞くと賛否両論らしいが、そんなことはお構いなし、いつも通りあくまで個人のつれづれブログなので、まあ、ご興味がある方はお付き合いください。

 

まず恥ずかしながら誤解を解いておきます。

なぜ「君の膵臓を食べたい」というタイトルなのか?

それは、ある迷信から来ている。

昔の人は、病気になった時、その個所の(動物の)臓器を食べる事で、それが治り、さらには、その事で、その動物の命はその人の中で永遠に生き続けると信じた。

 

それを抑えて、物語は・・。

いつもの通り詳細と結論は避けるが、膵臓の病気で余命一年を宣告された女子高生(桜良)を中心に物語は展開する。彼女は、底抜けに明るくて、強くて、そして可愛らしい。もちろんフィクションだけれど、桜良と主演の浜辺美波が完全にダブって、実際の女の子の物語を見ている気になる。

何が良いかって、とにかく桜良の生き方とそれを演じる浜辺美波!

いい映画や本は、主人公に感情移入出来る事が必須条件。まさにこの映画は、見始めたが最後、後戻りできないジェットコースターのように、一気にゴールまで我々の感情は揺さぶられ続ける。

 

彼女を見ながらセカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ)の長澤まさみを思い出した。日本中が涙し、主人公に恋したあの映画。その再来の気がした。

どんなに上手くても有名でも、その時、その人でしか演じられない作品がある。それに出合った時、どんな名優でもかなわないような輝きを放ち、心に跡を残す。長澤まさみ、そして今回の浜辺美波がそうだ。ローマの休日のヘップバーンもそう。

長澤まさみは、あの年齢であの作品に出合い。そして今アラサーになった時、今の年齢を演じる素晴らしい役者になっている。

浜辺美波もぜひ長澤まさみのようになってもらいたいし、彼女が、今の長澤まさみの年齢になった時にどのような役をするのか是非見てみたい。

 

さらに言えば、「恋しくて」のMS マスターソンも思い出した。(これも名作!)

ピュアな主人公は、彼のことが好きだけれども、鈍感な彼はそれに気付かず、我々はそのやり取りに心が締め付けられる。そして、その間も彼女の命の砂時計の砂は、容赦なく落ち続ける。(よくある話と言えば話だけど、キャスティングがいい)

セカ中の時も思ったけど、「こんな女の子いないよ!」と思いながらも、泣きまくり、見終わった後さえ長らく彼女や彼女の周りの人々の生末を考えてしまう。

左脳でノンフィクションと分かっていても、右脳の感情がそれを否定し、上回る。

もちろん、主人公の女性を支える共演者の演技もいい。小栗旬の抑えた演技が光る。銀魂と同じ人?と思うぐらい。改めて彼は天才だと思う。また、贅沢な使い方の北川景子、後半は涙腺の水門を一気に開ける。彼氏役の須賀君こと(北村匠海)。彼も初めて見たが、いい!

 

映画を見て気づいたのは、「恋愛映画」とよく言われるが、「恋」と「愛」は違うと事。

「恋」は、基本カップルのためのものであり、一方「愛」は友達、家族、さらには趣味や物、地球にさえ愛情が芽生える。(広辞苑的な解釈ではないのであしからず)

この映画は、桜良と須賀君の「恋」の話であり、そして桜良の全てに向けた「愛」の話でもある。

須賀君は、今まで「恋」も「愛」も知らずに生きてきた。桜良は、「愛」を振りまき、「愛」を受けて育ってきた、しかし「恋」は経験したことがなかった。

 

人が生きる上で空気や水と同様に大切な事。「恋」と「愛」の大切さ、素晴らしさを教えてくれる。さあ、「恋」をしよう!そして「愛」を与え、受け取ろう。そして人生とは出会い、別れ、そして砂が落ちきるまでの物語だ。

砂の量は人によって違うし、スピードも違うだろう。そして、その砂をキラキラに変える光こそが「恋」であり「愛」だと思う。

 

今回の学び1

「タイトルや外観だけで、判断して食わずぎらいでは、人生とても損をする。」

学び2

「その時でしか出来ない役が回ってくる。それを十分にやり切った時、多くの人に忘れられない感動を与えられる。」

最近の小ネタ集

user-pic
0

最近の小ネタ集

 

1.先日、キヨスクなどでよく見かける某日刊紙に、インタビュー記事をのせて戴いた。

  テーマは「社長の本棚」社長が日頃どんな本を読んでいるか紹介するコーナー。

さっそく帰りの電車で買って読むと、とても上手く書いてくれている。家に帰り家族に自慢しようと、裏ページをめくると、タブロイド紙独特の奇抜な情報満載!うーん、持って帰りにくい!!

 

2.先日、電車に乗った際、吊革を持って立っていた。前には外国人旅行客、アメリカ

あたりから来た大学生のような女の子。その女の子がいきなり立ったと思うと、席を譲ってくれるようなしぐさ。人生初、席を譲られた!「OK,OKNO,NO)」とボディアクションで返した。

心の中では(まじで、そんなに老けてる?いくら白髪が多いと言っても、御年52歳。ありがたいけど・・。「ユーは何しに日本へ?」)

 

3.先日、夜、ホテルに向かう大阪の街を歩いていると古びた路地の一角にコウコウと

光るネオン看板、どぎつい文字で「スナック ヘルメス」

これ、某ブランドのHを入れて読んだ間違い?しかし、記憶に残る。これも狙い?

 

4.先日、いつものように飛行機で映画を見た。「ドリーム」(現在公開中)。

  これは最高!年の映画の中でも秀悦。ぜひお勧めです。

詳しい内容を書くと一回のブログ分になるので、端折りますが、NASAを舞台にした黒人女性のアメリカンドリームの話。これはアカデミー賞作品賞を取ってもおかしくない映画。しかし、実際の受賞作は「ララ・ランド」でもなく「ドリーム」でもないところに、今のアメリカの夢と希望だけではない社会背景があると思う。アメリカンドリームはいずこへ?

 

5.先日、近くを通りかかった際に某工業大学の学祭がやっていたので、フラッと立ち

寄ってみると、メガネをかけた、いかにも物理とかやってそうな学生が「やきそばどうですか?世界一うまい焼きそばです!」と看板をもって声を張り上げていた。

(世界一うまい?またまた、良く言うよ)と思った直後、(いや待てよ、普段、実験に実験を重ねて証拠固めをしている彼ら。もしかしたら、世界一上手い法則を見つけたのかも)と、買って食べてみると・・。普通の焼きそばでした。(苦笑)

 

6.先日、出勤途中に信号待ちをしている時「べちゃ」といきなり音がしたかと思うと、

靴の先の10cm位手前に、白い絵の具を落としたようなフン。見上げると信号の所にカラスが一羽。まさに糞爆弾。危機一髪で難を逃れた。フンだけに、うんが良かった。

おあとがよろしい様で。

そしてブルゾンちえみである。

当日に、24時間90キロを走る事を告げらえて、立派に走り切った。

指名を受けて、武道館に登場した時から、最後まで緊張とはにかみを同居させていた。

変に、はしゃいだり、えらそぶったり、表情を作ったりする事なくもくもくと走り切った。

 

その姿を見て、「ああ、岡山県人だな」と感じた。

『そもそも私が、この国民的ランナーとして走っていいのだろうか?』『ただ、走る限りは、どんなことがあっても完走しよう!というより、しなければならない。』そんなことを考えていたのだと思う。

岡山県人は、多くの面を持つ。

やはり田舎もんであり、何かをきっかけにタガが外れたようにはしゃぐが、基本まじめでぼくとつである。素朴で泥臭いけど味がある、ちょうど備前焼のように。岡山で備前焼が出来たのも偶然ではないのかもしれない。

千鳥の大悟が、(岡山県人)いつも自分のネタを言いながら思わず笑う。一種の照れ隠し、ああいった少しシャイな所も岡山県人である。

ブルゾンちえみも、先ほど言ったように、ぎゅっと真一文字に結んだ口のあの表情で、緊張とはにかみ、そして絶対完走しなければいけないという責任感に押しつぶされないように必死の表情だったと思う。

 

最後、武道館のゴールで「貴重な体験をさせて戴いて有難うございました。」と深々と頭を下げた。彼女の派手さはないけどひたむきな24時間の走りが、元気をくれた。

 

あっぱれ、ブルゾンちえみ! 岡山県人の誇りです。

 

今回の学び「涙の数だけ強くなれる。ブルゾン一つで、暖かくなれる。」

 

おまけ1

細かい話だが、最後のきめポーズのWITH Bがおなかに文字を書いて「おめでとう」「完走」と書いていたが、立ち位置が左右反対で「完走 おめでとう!」を狙っていたのでは?

 

おまけ2

今回 いろんなギネス記録が出たが、ブルゾンちえみのメイクの落ちない度合いと石原さとみの24時間続いた可愛さはギネス級だった!

今年も24時間テレビを見てしまった。

とぎれとぎれに見たけれど、感動の連続で、改めて自分の涙腺が緩くなったのを確認した。

 

見ていて、気づいた。

そう、24時間テレビは、一年に一度、我々日本人に(もちろん日本人だけはないが)良心とか、やさしさなどをチャージしてくれる「充電器」のようなものだと。

チャンネルを合わせば、24時間、どのコーナーを見ても、優しい気持ちにしてくれる。

 

日々、慌ただしい日常の中で後回しにしている、他人との思いやりであるとか、ハンディキャップを持った人たちへの関心とか、あるいは家族の絆とか、決して忘れてはいけないことを思い出してくれる。

もう40年も続いて、毎年凄い視聴率を出しているという事は、まだ日本人が良心とかやさしさを忘れていない証明だと思う。決して終わらせてはいけない番組だろう。

 

今回も番組では、肉体的や知的ハンディキャップを持った人々が多く取り上げられていた。その視点は、決して哀れみや同情などではなく、まっすぐに生きる彼らを正面から捉えていた。そのありのままの姿が、深い感動をよんだ。

知的障害を持って学校で「バカ」と言われた女の子が「私はバカなの?」と母親に聞く、肉体的障害を持った子供が「めんどうをかけてごめん」と両親に謝る。誰も悪くないのに、厳しい境遇を与えられ、それに負けずに一生懸命、今を生きている。そしてそれを支える人たち。

本当に生きる勇気を与えてくれる。

 

この番組が、夏休みの最後の土日と言うのも、意味があるのだろう。多くの学生が翌週から学校が始まる。彼らが勇気と元気と愛情をもって、学校に行くのを後押ししてくれるようである。

 

どの瞬間でも、今抱えている問題が果てしなく大きく解決できない問題だと感じる。そして永遠に続くとも思う。しかし、24時間テレビに出ている人たちが、教えてくれるのは、どんなつらい境遇でも、いつかは好転し、乗り越えられるという事である。

人生を壊す前に、心が壊れる前に、周りに必ず助けてくれる人がいる。という事を気づかさせてくれる。

 

今回の学び「心のチャージにお金はいらない。時間は24時間あれば足りる。」
はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。