haruyama: 2016年3月アーカイブ

たかみなは、やっぱりすごかった!

「リーダー論」(講談社)この本は、今年読んだ本の中で、間違いなくナンバーワンである。

そして僕は、たかみなを尊敬する。僕の年の半分ほどの彼女を尊敬する!

 

 任せることについて――「リーダーをやっていると、自分と同じ人が何人かいたらラクなのに、と考えてしまうことがあると思います。でも、それだと一個の案しか出てきませんよね。」だから「自分だけがやっちゃあいけない」と語る。

 

この本における彼女の「リーダー論」は、全編 圧倒的な自信と信念によって語られている。控えめに言いながらも気持ちがいい位、全て言い切っている。そこには一ミリの揺るぎもない。

その言葉に、僕は納得するしかない。反論は出来ない。なぜなら全ては、経験から来ているからだ。それらは単なる思いつきや、机に向かってペンを走らせた軽いのもではない。 10年かけて、彼女が自分自身の身体と精神を痛めつけて傷つけて、絞り出した血と汗のようなものである。

彼女の名刺代わりになった『「努力は必ず報われる」と私 高橋みなみは人生をもって証明します。』

これを我々は言えるだろうか?僕は言えない。しかも日本中の人々の目の前で宣言するとなれば、相当の覚悟が必要である。この言葉通り、彼女は、それをずっと実践してきた。そして多分これからも実践して行くだろう。

以前もブログに書いたかもしれないが、以前AKB48メージキャラクターに使っていた時に、生たかみなにあった事がある(CMの撮影時)。今でも強烈に覚えているのは、彼女の挨拶が尋常じゃないほど礼儀正しかったこと。「よろしくお願いします!」という90度に頭を下げて発した挨拶は、アイドルというより体育会に近い位。きちんとしていた。すごくすがすがしかった!ただ者じゃないと感じた。

 

この本を読んでいると、たかみなは、実在の少年漫画の(ヒロインではなく)ヒーローじゃないかと思う。自分を信じて、仲間を信じて、どんな困難な状況でも決してあきらめない。自分が常に先頭に立って、みんなを導いてそして努力を怠らない。

ドラゴンボールの悟空であり、昔読んだ、ちばあきおの「キャプテン」(集英社)のキャプテンたちを思い出す。(読んでいない方はぜひ!漫画史に残る名作です。)

そして偉大なリーダーもその去り際で、晩年を汚すことがある。彼女の最後の言葉も素晴らしい。「これからのAKB48を面白くするためには、私がいなくなったほうがいい。ここから変革を起こすには・・。私がいなくなること。このグループの未来をみんなに託すこと。それが総監督として私の最後の仕事だったんです。」

最後の総選挙は終わった。もっと早くこの本を読んでおけば、間違いなく彼女に票を投じていた。これからの彼女の人生に、一票投じたい!頑張れ、高橋みなみ!!

はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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