haruyama: 2017年9月アーカイブ

そしてブルゾンちえみである。

当日に、24時間90キロを走る事を告げらえて、立派に走り切った。

指名を受けて、武道館に登場した時から、最後まで緊張とはにかみを同居させていた。

変に、はしゃいだり、えらそぶったり、表情を作ったりする事なくもくもくと走り切った。

 

その姿を見て、「ああ、岡山県人だな」と感じた。

『そもそも私が、この国民的ランナーとして走っていいのだろうか?』『ただ、走る限りは、どんなことがあっても完走しよう!というより、しなければならない。』そんなことを考えていたのだと思う。

岡山県人は、多くの面を持つ。

やはり田舎もんであり、何かをきっかけにタガが外れたようにはしゃぐが、基本まじめでぼくとつである。素朴で泥臭いけど味がある、ちょうど備前焼のように。岡山で備前焼が出来たのも偶然ではないのかもしれない。

千鳥の大悟が、(岡山県人)いつも自分のネタを言いながら思わず笑う。一種の照れ隠し、ああいった少しシャイな所も岡山県人である。

ブルゾンちえみも、先ほど言ったように、ぎゅっと真一文字に結んだ口のあの表情で、緊張とはにかみ、そして絶対完走しなければいけないという責任感に押しつぶされないように必死の表情だったと思う。

 

最後、武道館のゴールで「貴重な体験をさせて戴いて有難うございました。」と深々と頭を下げた。彼女の派手さはないけどひたむきな24時間の走りが、元気をくれた。

 

あっぱれ、ブルゾンちえみ! 岡山県人の誇りです。

 

今回の学び「涙の数だけ強くなれる。ブルゾン一つで、暖かくなれる。」

 

おまけ1

細かい話だが、最後のきめポーズのWITH Bがおなかに文字を書いて「おめでとう」「完走」と書いていたが、立ち位置が左右反対で「完走 おめでとう!」を狙っていたのでは?

 

おまけ2

今回 いろんなギネス記録が出たが、ブルゾンちえみのメイクの落ちない度合いと石原さとみの24時間続いた可愛さはギネス級だった!

今年も24時間テレビを見てしまった。

とぎれとぎれに見たけれど、感動の連続で、改めて自分の涙腺が緩くなったのを確認した。

 

見ていて、気づいた。

そう、24時間テレビは、一年に一度、我々日本人に(もちろん日本人だけはないが)良心とか、やさしさなどをチャージしてくれる「充電器」のようなものだと。

チャンネルを合わせば、24時間、どのコーナーを見ても、優しい気持ちにしてくれる。

 

日々、慌ただしい日常の中で後回しにしている、他人との思いやりであるとか、ハンディキャップを持った人たちへの関心とか、あるいは家族の絆とか、決して忘れてはいけないことを思い出してくれる。

もう40年も続いて、毎年凄い視聴率を出しているという事は、まだ日本人が良心とかやさしさを忘れていない証明だと思う。決して終わらせてはいけない番組だろう。

 

今回も番組では、肉体的や知的ハンディキャップを持った人々が多く取り上げられていた。その視点は、決して哀れみや同情などではなく、まっすぐに生きる彼らを正面から捉えていた。そのありのままの姿が、深い感動をよんだ。

知的障害を持って学校で「バカ」と言われた女の子が「私はバカなの?」と母親に聞く、肉体的障害を持った子供が「めんどうをかけてごめん」と両親に謝る。誰も悪くないのに、厳しい境遇を与えられ、それに負けずに一生懸命、今を生きている。そしてそれを支える人たち。

本当に生きる勇気を与えてくれる。

 

この番組が、夏休みの最後の土日と言うのも、意味があるのだろう。多くの学生が翌週から学校が始まる。彼らが勇気と元気と愛情をもって、学校に行くのを後押ししてくれるようである。

 

どの瞬間でも、今抱えている問題が果てしなく大きく解決できない問題だと感じる。そして永遠に続くとも思う。しかし、24時間テレビに出ている人たちが、教えてくれるのは、どんなつらい境遇でも、いつかは好転し、乗り越えられるという事である。

人生を壊す前に、心が壊れる前に、周りに必ず助けてくれる人がいる。という事を気づかさせてくれる。

 

今回の学び「心のチャージにお金はいらない。時間は24時間あれば足りる。」
はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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