テットオム

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テットオム。

時代はバブル時期!
1980年代中盤から90年代前半。大学、社会人として大いに人生を謳歌した。
この時代を語る時、我々の同世代は自然と顔が緩む。(^_^)

 過去を振り返るにはまだまだ若い!と勝手に思っている僕でさえ、あのころの仲間と当時の話を
すると、ミョーにテンションが上がる。まさにバブリングハイ!

 その時代の中心にファッションがあった。
学生たちはバイトをし、社会人は後先も考えずに流行の服を買って身にまとい、町にくり出した。
その時代の中で、いくつかの輝ける星の一つに加藤和孝が手掛ける「テットオム」があった。
 
 少し尖ったドレッシーなその服をショーウィンドーで見るたびに、ぞくぞくした。
「あぶない刑事」で舘ひろしが、そのスーツをビシッと着た姿に「あぶねぇ!」歓声をあげた。

 その後、パリやNYでショーを行ったり、テットワールドを、ドレスだけではなくカジュアルにも広げたり、
まさに時代をファッションで引っ張ってきた。
テットオムを日本語すると最先端の男。先頭の男、さらに進めて頂点の男。

 そのテットオムを当社が支援する事となった。 否、支援ではなく、逆にいろいろと指導して
もらえる。こんな嬉しいことはない。
ファッションの歴史を作ってきたブランドは、やはり凄い!
売る事は少し我々の方が上手いかもしれない。しかしファッションへの挑戦、モノづくりへの情熱、
発想、とことん商品の詳細に対するこだわりなど、非常に勉強になる。

 このブランドをビジネスの面で手伝い、受け継ぎ、広げていくのが我々の使命と思っている、
この日本のファッション歴史の一端を作ってきたブランドを、決して廃れさせない、発展させる!
この仕事に凄いやりがいとわくわく感を覚える。

 加藤和孝先生の第一印象は、本当にいい方!もっとギラついて個性的な人かと思っていたら、
すごくソフトで真面目な方。加藤先生に接すると、なんだか非常に居心地がいい、例えて言えば、
無地の上質カシミヤのような感じ。
やわらかくて羽織っている感じを忘れる。それでいて非常に繊細でありながら、しっかりと存在感は
ある。

 一方、モノづくりの事になると、すごく意欲的でまだまだ新しいことを手掛けたいと内に秘める
情熱を感じる。
時代が変わろうが、加藤先生の情熱は、なんら変わっていない。

 我々がバブルの時に我々が味わった感動を、同世代とそして全く知らない新しい世代と
一緒にまた味わいたい。
ぜひ彼らにファッションの醍醐味を味あわせてあげたい!
 そして何十年後に、その時の事のファッションを語るとき自然に顔が緩む。
そんな思い出を作ってもらいたい。新生テットオム!

「バブリングハイ プロジェクト」 始動します!!
お店で会いましょう!!

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はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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このページは、haruyamaが2014年10月14日 14:18に書いたブログ記事です。

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