haruyama: 2018年5月アーカイブ

日常の恐怖4

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女子大生が、集団で暴力的な極悪な男らに狙われて、自宅までつけられ、家族、友人まで徹底的に脅され命を狙われる。

男が繰り返すのは次のような言葉。

「天誅が下りる。」「普通に生活できないようにしてやる。風俗で働かなきゃならないようにしてやるんだ。」「知ってる?人を殺すって簡単なんだよ。人に頼めば数万円でもできるんだ。」「親にも責任があるんだ。仕事をできないようにするか、さもなければぶっ殺すかだ。やる時は、自分が信用している仲間が動くんよ。俺にはそんな仲間や部下がたくさんいるんだ。」

思い余った彼女は、警察に助けを求める。何度も何度も助けを求める。しかし、警察は笑って取り上げてくれない。そして、彼女はその男たちにありとあらゆる嫌がらせを受けて・・・・。殺される。

こともあろうに警察はその記者会見でさえ笑っている。

にわかに信じられない事件が実際に起こった。 

本来助けてくれるべき人が助けてくれない。

どうすればいい?

どうしようもない。

ただ、そういう事がある事をまず知ろう。この本を読もう!そしてそういう事の出来る限り巻き込まれないようにしよう。それしか言えない。

 

桶川ストーカー事件の被害者、詩織さんは2度も3度も殺された。犯人に殺され。そしてこともあろうに地元の警官に見捨てられ、ご家族はいわれなき非難も受け、更には裁判でも。

正直、信じられない。

私自身、地元県警や警察庁に知り合いも多い。彼らの正義感や日頃の仕事ぶりを見ていると、この本に出てくる捜査員や県警は別の国の警察に見えてくる。

彼らによって汚された、一生懸命、命を張っている警察官を思うと気の毒に思う。

 

つい平和の中で忘れがちだが、我々の生活の中には、多くの日常の恐怖は存在している。

その中で加害者、被害者が生まれる。生命までも傷つけられたり、奪われたりする時、

これも忘れがちだが、唯一公的な権力として守ってくれるのは警察だ。だから我々は警察を頼り、尊敬し、信頼する。その信頼関係が永遠と続き、そしてこういった事件が二度と起きないことをつとに願う。

 

つづく。

日常の恐怖3

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夜中に大けがをして、救急車で運ばれる。病院に着く。「ああ助かった」と思いきやお医者さんたちは何もしない。出血はどんどん続く、意識は薄れて行く。そして・・。

 

突然の出火。自宅に火の手が上がる。119番。運よくすぐに消防車が来てくれる。それも一台ではなく、何台も。しかし、到着したまま、燃えているのを全員が黙って見守っている。その間、火が家全体を包んで炎の中、家が崩れ落ちて行く。全てが燃えて行く。そして・・。

 

助かったと思った分だけ、余計精神的なショックは大きい。

 

本来、当然助けてくれるべき人が助けてくれない場合、一体誰に頼ればいい?自分で解決するしかないのか?

 

病院、消防署と同様、警察が守ってくれないとどうなるのか?世の中は不秩序状態になり、我々は安心して生活できないであろう。ましてや警察が犯人側についたら?

そんなわけない。日本の警察は世界一。戦争中や、どこかの国の話と違って、現代の日本にはありえない。

そう思っていた、この本を読むまでは。

 

そうです、今回も清水 潔作品の紹介です。

「桶川ストーカー殺人事件 ――遺言」 新潮文庫

 

つづく。

日常の恐怖2

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こう考えて欲しい。病院で検査を受ける。間違いなく悪い結果が待ち受けている。しかし見ないわけにはいかない。もちろん見ないという選択肢もあるが、いち早く見れば病気への対応が出来る。

 

この本は、その手の本だ。非常に不愉快でつらい話だが、自分が全く知らない事実を知る事で、万に一つ自分がそういった事件に巻き込まれた時にどう対処していいのかを教えてくれる。

 

今我々は、何も知らないまま恐ろしい社会に生きている。そう教えてくれる。

注意しろと教えてくれる。

「殺人犯はそこにいる」文庫本のカバーにはこう書いてある。

「申し訳ありません。僕はこの本をどう勧めたらいいか分かりませんでした。(中略)

この本を読んで心が動かされない人はいないと固く信じています。(中略)

これまで僕は3000冊以上の本を読んできました。その中でもこの本は少しでも多くの人に読んで欲しいと心の底から思える一冊です。この著者の生き様にあなたは度肝を抜かれ感動させられるでしょう。こんな人間がいるのかと心が熱くなることでしょう。

僕らが生きるこの社会の不条理さにあなたは憤るでしょう。知らないで済まされない現実が、この作品では描かれます。・・・」さわやか書店 文責:長江(文庫担当)

 

これは事実だ。僕もそう思った。これを読んだ会社や友人らも同じ感想だ。

まだ4月だが、間違いなく2018年最高の本の一冊である。

 

もう一度言う。この本を一人でも多くの人に読んでもらいたい。というより、我々はこの本を読まなければならない!

少し難しいが、教科書に採用してもらいたいほどの本である。

 

つづく。

日常の恐怖1

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これからのブログシリーズは(何回か続く)、今までとは違ってかなりハードです。

今までは、どちらかというと軽く、面白おかしく書いてきましたが、今回は重いです。

でも、とても心が動かされたので書いてみました。

そもそもブログ当初から「つれづれなるままに、心に移り行くよしなしごと」を書いているので、まあそれと言えばそれですが。

では、始めます。心の準備は宜しいでしょうか?

 

「臭いものにフタ!!」

表現は違うが、本屋で本を選ぶとき(ビジネス書や教養関係は別にして)心が温まったり、何か元気をもらえる本を手にすることが多い。

限られた時間を使って、本を読むわけだから楽しい時間を過ごしたいと思う。

 

「桶川ストーカー殺人事件 ―遺言」 新潮文庫  著者 清水 潔

「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」新潮文庫 清水 潔

だから、以前からこの本は目にしていたが、決して手に取る事はなかった。

タイトルからして、読んだが最後、嫌な気持ちになることは間違いと思っていたからだ。

しかし今回、ある人の勧めで、(あまり乗り気がしないまま)読み始めた。

衝撃で、最後までページをめくる手を休めることは出来なかった。

 

予想通り、あまりに重い、そして辛い。さらには、怖い。


しかし、今声を大にして言いたい。日本中の一人でも多くの人に読んでもらいたい本である!

 

つづく。

はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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