haruyama: 2018年1月アーカイブ

「一休さん」

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「一休さん」というアニメをご存知だろうか? もちろん予約サイトのアニメではない(笑)

僕が子供のころ夢中になって見ていた。

 

子供用アニメといえども、南北朝時代の歴史的な背景の中、母と子の親子の情や新左衛門との師弟愛。笑いあり、涙ありの歴史に残る名作だった。そして、その売りは、なんといっても「謎解き」であった

毎週毎週、一休さんに、将軍や悪徳商人らが無理難題を吹っかけてくる。それを一休さんは見事な「とんち」でその危機を乗り越えて行く。

アジアでも大変な人気を博したと聞いた。

 

その一休さんが復活した!

大河ドラマとして!

といっても本当の一休さんではなく、「直虎」として。

 

今回、「直虎」の総集編を改めて見た。

そこで思った。「これは一休さんだ!」

歴史的背景があり、親と子の情、そして家臣や城内の農民たちとの絆、涙あり笑いあり、ここまでは似てるのは当たり前。一番のカギは、次々に襲ってくる難問に対する「直虎一休さん」のとんち対決。

 

第一話の冒頭から、主人公の女の子(のちの直虎)が、絶体絶命の状態になる。それを一休さんも舌を巻くようなとんちで切り抜けて行く。

成長するごとの難問は、さらに深刻になる(領土を取られたり、命に係わる事)、

そのたびに、我々は、これで終わった!と思う。

それを直虎は、最後の最後まで諦めずに、知恵を絞りだしてすり抜けて行く。

 

その一つが(ネタばらしになるが)直虎が売った木材が、支配主である今川の、敵方の城づくりのために使われるという事が発覚。仲買業者が勝手にやったことで直虎は知る由もない。しかし、普段から直虎の領土を吸収しようとしている今川にとっては、またとない口実。これは裏切り行為だとして、「説明しに来い」とのお達し。事実は事実で、行けばどのような言い訳をしても、殺され、領土は取られる。また、行かなければ攻められる。さあどうする?直虎?

直虎は、この絶体絶命の危機を、知恵でもって鮮やかに切り抜けて見せる!

「お見事!」というしかない感動的な場面だった。

 

さらに直虎だけではなく、次の代の「直政」も、その一休さん的、知恵による切り抜けは受け継がれていく。彼も幾多の難問をクリアーしながら家康の信頼を勝ち取っていく。

 

池井戸ドラマ的であり、ロールプレイングゲーム的でもある。

大河ドラマの新しい形で本当に楽しめた!

 

見終わった後に、爽快感と「どんな厳しい局面でも、考え抜けば必ず道は開ける。」と教えられた。新年早々(総集編の放送は年末だったが)大きな力をもらった気がした。

 

今回の学び「人生は運命との知恵比べの連続。最後まで諦めない方が勝つ!」

 

おまけ  「一休さん」と同時代に同じようなとんちもので「小さなバイキング ビッケ」というものがあった。これもすごく面白かった。興味があれば。余談です。

昨年も泣きました!

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「陸王」のこはぜ屋の社長は、よく泣く。
本当によく泣く。
悲しい時も、悔しい時も、そして嬉しい時も。
涙は心のバロメーター
嬉しい時が一番泣いている。一番大きく心が揺れているんだろうな。

「陸王を作ろう!」小学生のように、ワクワクする!

夢のエネルギーは、すさまじい。
前に前にと背中を押される。
苦しい道も怖くない、夢のエネルギーは強力だ。
自分一人で走っていたら、気づけば、一人、二人。
みんなの夢のエネルギーをもらっていた。嬉しくて涙が出た。
困難な道もみんなで走ればどんどん進む。

ついに、大切な人に出会った。
感動で涙が出た。(また泣いた)
この人とならば、ゴールに行ける気がする。
出会いでもって、100m進んだ。
バトンをつないで、さらに前に。ゴールが見える。みんなも笑顔で走っている。
さあ、このまま突っ走ろう。ゴールは近い。

その時
突然、あらしがきた。
取引先が裏切って、機械が燃えて、お金が無くなり、誰も貸してくれない。
仲間が去っていく、別れでもって1000m戻る。
そして夢へのレースはリタイア寸前。
悔しくて悔しくて涙が出る。

選手が待ってる。けど作れない。
ゴールは見えるが、進めない。
ゴールに行きたいが、走れない。
一人、じわっと涙が出る。

どうすればいい?
さあ社長、決断しろ!
夢と倒産、どちらを取る?
夢と社員の生活、どちらを取る?
社員と選手、どちらを取る?
存続と買収、どちらを正解?
どこにも正解はない。
さあ社長、決断しろ!
あんたは鬼だ!あんたは人でなしだ!夢をあきらめろ!そんな金ない!
社長、現実を見ろ!リスクは大きい!夢をあきらめろ!そんな金貸せない!
夢を捨てる?親父を見損なった!
さあ、決断しろ!
泣いても、泣いても答えは見つからない。

会社が潰れそうで、心が潰れそうで、一人で泣く。
もがいてもがいて、もういいか。
ここまで走ったもんな。挑戦したもんな。
アクシデントが重なったもんな。
もういいか?楽になろう。

でも、ぜったい諦めない。一番の武器は、あきらめの悪さ。
諦めなければ、不幸の方が諦める。
そう信じて、泣く。

あきらめて泣くのではなく、あきらめないために泣く。
弱い自分を、涙でもって流しきる。
もっと力を、もっと強さを。
その時、一緒に泣いてくれる仲間が戻ってきてくれた。

涙は、リレーのようにつながって、一人が二人、二人が三人、そしてみんなが泣く
みんなの涙がつながって、大きな川となった。
その川の流れにのって夢に向かう。
泣けば泣くだけ早く行ける。

そして勝利!
みんなで勝って、みんなで泣く。ワンワン泣いて、ザーザー泣く。
悔しい涙は、すごく冷たい
嬉しい涙は、とても温かい。
泣き止んだあとには、豪雨の後の青空のように夢を実現した男の満面の笑みがあった。

そして、自分。
今年は何回泣いた? 嬉しくて泣いたかな。悲しくて泣いたかな。
涙のぶんだけ夢に近づける。
来年は、もっともっと泣いて夢に近づこう、こはぜ屋の社長のように!

今回の学び
「泣いている人は美しい。泣ける人は幸せだ。
 苦しい事も、嬉しい事も、みんな泣きながら生きている!その生きる力が美しい!」
はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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